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2016年11月 7日 (月)

【ネタバレあり】向井理主演の舞台「星回帰線」

向井理主演の舞台「星回帰線」を、にこと観てきました。
受験とは離れてしまいますが、感想文です。



あらすじはこちら

このお芝居は、たまたま、観に行けなくなった方からお譲りいただいたものだったのですが、今のわたしには響く箇所が随所にありました。シリアスとコミカルのどちらも入る面白い内容で、わたしには「嘘と真実は紙一重」というお芝居に思えました。

向井理、すごく手足が長くて長身、顔ちっさ!
メディアで見るより断然かっこいい!!!
オードリーの若林似とすら思っていたのに…(若林さんのファンの方、ごめんなさい)
芸能人ってすごいですわ…

その向井くんが演じるイケメン三島を巡って複雑になる人間関係がこのお芝居の中心です。

三島は、かつての恩師が苫小牧で営む自給自足のコミュニティに飛び込みます。
そのコミュニティには、恩師の妻のほか、訳ありな人々が暮らしています。
ワイルドな木田、愚鈍な奥井、妊婦のとーこちゃん。そして、隣の農家の娘・ギャルちっくなさえちゃんも関わります。
均衡が保たれていた人間関係が、三島の登場でバランスを失っていき、人間関係の裏側にあったものがあぶり出されていきます。

恩師はコミュニティ内では絶対君主のモラハラ。特に妻に対し。
恩師から当たられつづけ辛くなっている恩師の妻は「普通に優しい」三島に惹かれはじめます。
木田が好意を寄せていたさえちゃんは、ある夜、三島の部屋を訪れ、2人は秘密で付き合い始めます。
それを知ってしまった訳あり妊婦のとーこちゃん。
コミュニティでの人間関係で、三島が支持されるような局面になると、とたんに機嫌が悪くなる恩師。
恩師を苛立たせる三島に腹をたてる木田。
そして、恩師はある日、倉庫で、三島が自分の妻を抱きしめているシーンを見てしまいます。

お芝居の中では、それぞれが話すことに、嘘が結構混じっています。

本人が「真実」だと思っている「嘘」、本人も「嘘」とわかりながらつく「嘘」、いずれもあります。

後で「嘘」だとわかる「嘘」も、最後まで「嘘」か「真実」か、わからない言葉もあります。

ふたりの人間の間に起きたひとつの出来事も、それぞれの感じ方や解釈が異なり、違う物語ができてしまっている可能性がある。その場合、どちらにとってもそれは「嘘」ではなく「真実」なんですよね。

たとえば、好意のはじまり。

どちらが先に好きになったかなんて、明言でもしない限り、あるいは、10代のように「告白」するような恋でもない限り、わからないような気がします。ぼんやりと好かれているような、好きなような、そんな空気から始まる。それぞれの態度や視線、言葉などから醸成されるなんとも言えない空気。そんな曖昧なものから始まる物語ゆえ、このお芝居みたいなことも起こり得てしまうのでしょう。

気持ちは「鏡」だな、と常々思います。恋愛に限らず、好きだと思うと好かれていることが多いし、嫌いと思うと嫌われる。どちらが先というわけでもなく、そういうものなのかな、と感じます(余談ですが、だからこそ、わたしはなるだけ他人を嫌わないよう、やな奴でも、せめて1つは良いところを見つけるよう努力していますw)。

話をお芝居に戻しますと、イケメン三島は産婦人科医で、地元で訴えられ、かつての恩師がいる自給自足のコミュニティに逃げてきました。分娩を担当しないと言っていた彼が、なぜ、訴えられたか。診察で、いたずらされた、と訴えられたのです。そのことが、お芝居の終盤で明らかになります。

三島は、確かに彼女に好意のようなものはあったと言います。ただ、普通の診察だった、彼女の頭はおかしい、と三島は言うのですが、それまでのお芝居を観ていた私たちは混乱します。三島はそう言うが、それは本当なのか。恩人の妻が三島に好意を抱くようになり、恩人のモラハラに耐えかねて号泣したときに、確かに抱きしめたのは彼ではなかったか。その後、あれはなんでもない、と言い訳したように、訴えもまた冤罪ではないのではないか。

非イケメンとして出てくる野性味あふれる男・木田が三島に対し、
「元気付けたいから抱きしめるとか、優しい言葉かけるなんて、俺にはできない。俺がやったら嫌がられると思ってしまう。それこそイケメンの驕りだ!」
と叫びます。

三島が思いを寄せたさえちゃんも、実は本命彼氏がいます。その人との恋が辛くて、コミュニティに次々にくるイケメン達とのつかの間の恋愛に逃げてしまうのです。

三島から「お前はいじめられているんだ、軽視されてるんだ、なのになぜヘラヘラしている」と詰問された奥井は、三島も同じように自分を扱っていると言う。そして、「それでも関わりがあるだけいいんだ」というようなことを話します。

恩師が営むコミュニティも、自給自足は幻想、嘘で、その本当の姿は、宝くじの当選金による運営。

満たされないものを抱える人は優しさやぬくもりに飢えていて、日常の上辺で繋げている人間関係の裏側の本音は辛辣なもの。

三島は、とーこちゃんの分娩を経て、地元に戻る決心をし、そこでお芝居は終わります。

色々な解釈があるでしょうし、コツンと響く部分は人によって異なるでしょうが、わたしは、観て良かったです。舞台は臨場感があって良いですね。シンプルな舞台セットでしたが、すごく良かったです。

7日午後1時の公演が札幌最終、まだチケットはあるようです。



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